人口約320万人を擁する北アフリカ最大の商業都市カサブランカ。映画「カサブランカ」で有名な町だが、現在では近代的なビルが立ち並び、映画の面影はあまりない。カサブランカの歴史は古く、12世紀のムワッヒド朝時代にはすでに貿易港として栄えていたという記録がある。一時ポルトガルによって破壊されたが、18世紀に再建され、スペイン商人らがこの町に住み着くようになった。それまで町はアラビア語で「ダール・バイダ(白い家)」呼ばれていたが、それがスペイン語に翻訳されて「カサブランカ」と呼ばれるようになった。1907年のフランスによる占領後、外国人の住民も増え、ヨーロッパの影響を色濃く受けるようになった。現在ではモロッコの商業・貿易の中心地として町は活気にあふれ、通りにはヨーロッパナイズされたビジネスマンや学生がさっそうと行き来する光景が見られる。

近代的な建物の並ぶ新市街の目抜き通り
モハメッドV世広場
カサブランカの中心で、半円形のドームが目印。周辺には高級ホテルや航空会社、旅行代理店、レストラン、カフェ、映画館などがある。


国連広場
モハメッドV世広場から200mぐらいのところにある噴水のある広場。子供から大人まで、カサブランカっ子たちの憩の場。
メディナ
近代的なビルが並ぶ新市街とはうってかわって庶民の活気に満ちたカサブランカのメディナ。細い路地に、工芸品、日用雑貨、食料、香辛料などの店がところ狭しと並んでいる。
ハッサンII世モスク
1993年8月、6年の歳月をかけて完成した巨大なモスク。高さ172mのミナレット(尖塔)は世界一。海岸の近くにそびえる壮麗な姿は、夜、ライトアップされたところを見ると一層幻想的なイメージが高まる。

アイン・ディアブ海岸
リゾートホテルの立ち並ぶカサブランカのビーチ。地元の人だけでなく、ヨーロッパからの観光客で一年中にぎわっている。
 
↑ハッサンII世モスク
 

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